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飲酒運転厳罰化についてどう思う? に参加中!
えーと、本来のブログの趣旨とは異なる事ですが、飲食に関わる事ですのでエントリしようと思います。

予め言っておきますが私は飲酒運転はしたことがありませんし、勧める事もしません、こういったケースの事故で被害を受けた方には同情しています。


ですがその上で飲酒運転の厳罰化について私は「センスを感じません」。

私としては飲酒運転やスピード違反を一律に厳罰化する事には意味を感じません。

率直に言えば市民感情を利用してとにかく規則を厳格化させて、権益(予算・反則金等)を確保しようとしているようにしか見えません。


□現実を無視した法律

飲酒運転もスピード違反もそれをしているだけであれば別に被害が発生しているわけではありません(だから、誰もがやってしまう要素を持っているのでしょう)。

そしてある地域ではそれぞれをやる事にやむえない、あるいは合理的な事情があります。

飲酒運転の場合、田舎では他に交通手段がないという事がまず考えられます。

もちろん運転代行はあるのでしょうが、なぜ田舎に住んでいる人たちだけが飲食に別途コストを支払わなくてはならないのでしょうか?

人間が人間と会って飲み食いする事は私は保護されるべき重大な権利だと思います。


また率直に言って、飲酒運転=悲惨な事故ではないのです。

飲酒運転をする人間は言いにくいとは思いますが、実際問題として防ぐべきは泥酔です、泥酔運転=悲惨な事故でしょう。

しかし飲酒運転を一律禁止するなら、たとえば「徹夜運転」も禁止すべきでしょうし、「運転適正の低い人の運転」も禁止すべきでしょう、このどちらもが予め予見でき、事故を起こす可能性が高いからです。

飲酒運転で悲惨な事故が起こりうるから、「それだけを」厳罰化するというのは非合理だと言えます。


スピード違反にしても、全国の道路の速度上限を一律100km、60kmで制約する必要はないでしょう。

誰も通りがからないような田舎の道や、十分な車幅のある高速道路などではあまり必要性が無いはずです。


私が単にルールを決めるなら飲酒運転については「泥酔者は運転禁止(但し同様に徹夜での運転も同様)」、「飲酒者は運転制限、例えば最高時速40km、高速道路運転禁止(但し運転適正の低い者も同様)」とするでしょう。

泥酔者と飲酒者の差は呼気に含まれるアルコール量で分ければ良いのです、今のルールだって呼気に含まれるアルコール量で飲酒者と非飲酒者を分けているだけなのですから。


□時代遅れな[取締り・点数・罰金制度]

また、どのような規制についても「必要」とするのであれば厳罰化するのではなく、全ての車に呼気を送らないと運転できない装置を取り付ければ良いだけの話です。

スピード違反なら、同様にリミッターを取り付ければ良いだけの話です。

(どちらの規制もETCとは違って、無くなってしまう時代は来ないのですから取り付けを義務化しても問題ないはずです)

結局の話そうでもしなければこのケースでの脱法行為はなくなりません。

厳罰化というのはわざわざ違反者を出してそれを取り締まるという仕事を作るためにやっているようなものです。


警察官はこの仕事に賃金を受け取っているはずです…と、いうことはこれを厳罰化して人をたくさん運用するという事が警察にとっては予算獲得上プラスという事になります。

確かに飲酒運転を削減すれば悲惨な死者は減ると思います。

しかし、警察が「人間による行き当たりばったりな取り締まり」という効率の悪い方法を保持する事で使ってしまうだけの予算があれば、別の悲惨な死者を救う事も出来ます。


あなたはそれでもこの不完全で不公平で非効率な「厳罰化」という選択を支持しますか?

私は「ヘンな話」と思います。

可能なら、このケースについても冷静に議論がなされ、もっと合理的で、実現可能性の高い、公平な制度が出来る事……そしてどのようなケースについても、そういう議論と制度が作れる社会になるように願っています。


「悲惨な事故と結びつく」「決しては許せない悪行」だとかそういう感情に訴える言葉で、方法の非効率・規制の拡大を許すとすれば官僚制度は必ず肥大化し、最終的には国自体が転覆するまでそれは続くはずです。