そういうわけで日本で地政学といえば「奥山真司氏」という気がしてるのですが、奥山真司氏が昔から提唱している「戦略の階層モデル」が2.0になったという事で(?)YouTubeなんかでもいろいろな解説をされています。

戦略の階層モデルの図表を実際の企業活動についての「補助線」を引いて解説してみました。
企業なり組織なりの内部での役割分担と役割に応じた権限の「エンパワーメント」は組織運営の目標ではなく「前提」ですから、一度自社について見直してみるべきではないでしょうか?
戦略の7階層奥山真司モデルの解説


※技術(テクノロジー)の解釈が奥山氏の説明と異なっているのでここだけ補足しておきます、奥山氏は「テクノロジー」は技術力全般を含めているようです(そして技術力は最下層という考えのようです)、これはぼくの考えとは違います(ので上のように「個人の技術-職人芸」と無理に解釈している)。

例えば「核戦略」には当たり前ですが「核技術」が前提になりますし、機動戦術には「防御陣を突破できる防御力を持った兵科」を揃える必要があります。

ですから「テクノロジー(科学技術・工業力)」は大戦略以下の階層全てに含まれていると僕は考えています。

戦略の7階層奥山真司モデル(勝手修正)の解説


とはいえこのモデルにこういった瑕疵(と僕に思えること、おそらくは技術偏重に対抗する意図であえて一番下に置いてあるのだと思いますが)があったとしてもその価値が大きく下がるものではありません、『「世界観」「政策」という意志がすべてを決めている』そして『意志を実現する階層は実際にはこのように別れている』ことを明示することは重要だからです。