ちょっと冗談のような話だが日本にはテロリストのサイバー部隊からすると最悪の「黒客」を持っているという話。

まあ、「黒客」というと中国語における「ハッカー」だが日本における彼らは「テッキー」ではない。

率直に言って「暇人」である。


【悪夢における「ピンクの熊さん」のようなネット民の能力】


実際のところ「テクノロジー」はテロリストになんら悪影響を与えない。

石器にはじまり、電話、インターネットと彼らに利するものばかりである(まあ、普通「制限的」に使うものを彼らは「無制限」に使えるのだから当たり前である)。

特に大きいのは「メディア全般」の特性で、結局のところ彼らは「事件」それも「大事件」を主に扱う。

従って「メディア」が扱うものには、一定の「権威」が生まれる。

しかも、現在はインターネットによって「当事者が」情報を発信できる。

かつてのように「当局」が情報を制限してテロリスト=「血に飢えた悪魔」のような扱いにするのは難しくなっている。

【宣伝戦に敗北する各国政府】


現代のテロリズムはこの「環境」を活用し、テロリストを増産している。

率直に信念を語り、現状の欺瞞とそれに対する怒りを語る事で各国政府の主張を…たとえば「なにが民主主義だ、所詮金持ちの道具ではないか」と語ることで「陳腐化」してきた。

退屈でつまらない、しかも概ねハイソサエティの「政府」では、「世界を造り変え、真のイスラム的秩序の国家を構築しよう!」という『雄叫び』のほうが面白いに決まっている(このイスラム国、僕の考えでは「イスラム共同体」については他にも考えがあるが、今回はパス)。

【テロリストも悪夢には叶わない】


…が、だ。
今回の一連の「クソコラグランプリ」騒ぎで判明したのは彼らにも苦手な物があるということだ。

彼らは姿の見えない、しかも自分達よりも遥かに巨大なネットトラフィック(人数×一人当りがかける時間)に脅威を感じたはずだ。



ISILにとって「ISIL」で検索した時にトップコンテンツ「クソコラ」が表示される事態は文字通り『悪夢』だろう(しかも彼らはグーグルに削除要求を出しにくい)。

彼らは「ISIL」ブランドを育ててきた、『雄叫び』のブランド、イスラムの大義、冒険というストーリーでである。

ここに『クソコラ』は受け入れがたい。

2015-02-08-14-38-17



【打つ手がなかったISIL】


彼らの選択肢は結局一つしかなかった、それは「無視」である。

しかし、これは本質的に「なんの解決にもならない」手段である。

日本のネット民が『まつり』始めたら止めようがない。


大義に対する不信感、無駄な技術力、『祭』には参加する宗教的?習慣。

冗談のような話だが、現在世界で対テロ宣伝戦に圧倒的な能力をもつのは日本だ。

952203c6.jpg