今回の選挙結果を見て実のところ少し安堵した(もちろん油断こそ大敵だが)。

大阪においては少なくとも『維新』の意義は明確に認識されたと思える。

驚きは、むしろ他の地方でも孤立無援(これについては、後に禍根を残しかねないのできちんとリカバリーしてほしいが)の状況で一定の議席をとった事だ。

『見ている人は見ている』という結果に見える。


【自民+1が変わった】



今回の大阪における選挙結果(小選挙区では敗退するも、比例区で12区を除いて復活)はつまり「2票目は維新」という『行動』の現れだ。

各政党は口には出さないだろうが、この結果に衝撃を受けているに違いない(今日のニュースによると公明党は本部の意向で都構想の住民投票に合意するようだ)。

選挙結果の分析なんてものは、結局曖昧なモノだが、そこに何かが現れるのは事実だ。

今回のような「鮮烈」な結果は民意の現れとして受け取られるし、事実そうだろう。


【まともな政策ホルダーとしての維新】



政治のゲームが変わったのではないかとも希望的には思う、少なくとも『新しい勝ち方』が出てきたのは事実だ。

きちんとした政策……ワンアイデアでいい、例えば地域行政の統合と効率化。「幕の内」的な全方向の調整は自民がやるのだから……を持ち、継続的な活動が可能であればリソースをある地域に集中させることで地盤を作ることが可能なことを維新は示した。

全体を調整する機能としての自民と、解決すべき課題やアイデアを示す小政党が取引をしていく時代だ。



ただ、このアイデアを実現するには制度や法律に段階がある事が必要に思う。

普通の政策や施策は「過半数」で良しとするが、税制や政体(憲法)、あるいは国債発行額の増減など重要議案には「3分の2の賛成が必要」と定めてしまうことだ。

重要議案を出す必要があるということは、なんらかのミスか博打を打つということだからその代償としてなんらかの改善を取引としてでも受け入れるというのは日本の政治状況に適しているように思える。


ま、この辺はそれこそワンアイデアですが、今年はまずまず明るい終わり方できそうだ、皆さん良いお年を。

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